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美形偽双子写真館

あらゆる美人は偽双子である。

こわい写真

子どもの頃、私はとても病弱で、内科外科耳鼻咽頭科歯科眼科と日替わりで通うような状態でした。病院に行くのは嫌いでした。ま、好きな人はいないだろうけれども。
とくに嫌だったのが眼科でした。
目蓋の裏に粒状のできものがたくさん出来てる、トラコーマ(むかしはトラホームと言っていた)に罹っていたのです。
点眼薬で治療していたんですが、なかなか直りません。それで、とても怖い老先生が「一気に直してやろう」とおっしゃってくださいました。
で、手術することになりました。
ベッドに寝かされて、目の周りを丹念に消毒されました。
「ちょっと痛いからな」
注射針の先が目玉に向かって近づいてきました。

eye

思わず目を閉じます。
「そんなに固く目を閉じるな」という先生の声。
目の回りに麻酔注射を打たれました。
右目左目、3回くらいずつ。
あっあっあっ、と私は情けない声をあげたような気がします。
目玉に焼け火箸を突っ込んだような熱さというか痛みというかそんなものが走り、ほどなく目の周りの感覚がなくなりました。
目の周りが痺れてきます。
老先生は目蓋をひっくり返して、器具-金属製の耳かきみたいな道具でトラコーマをガリガリ削り取っています。
これがとても怖かった。
ああ、先生の手元が狂って目玉に器具が刺さったらどうしよう、と不安になって胸の動悸も速くなってきます。

トラコーマは治ったものの、それ以来、私は先端恐怖症と注射針恐怖症になってしまいました。

 たわごと

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